これからどうなるか分からない日経平均(2019年2月11日)
本日の日本株式市場はお休みですが、ニューヨークダウと今注目している指数について掲載したいと思います。
Contents
ニューヨークダウはプラスに終わるか?
ニューヨークダウに連動し、微増か?
ニューヨークダウを注目してみますと、現在のニューヨークダウがプラスになっていることからおそらく微増で終わるのではないかと考えています。それに伴い、日経も明日は少しプラスで始まると思ってよいでしょう。
先週と同様、まだレンジ相場は崩れていないことがわかります。
今の段階では上げ:下げ=4:6の状態で下げの方が少し優勢ではないかと考えています。
利確売りも入ったことから大幅な下げになったことも考えられますが、ニューヨークダウの大幅下げに連動しているものと思われます。
空売り比率を見ると空売りが増えている
今回、前営業日の空売り比率が50%近くなっています。これが高いということは投資家は下げ相場であると予想しているということです。そのまま下に下がってくればよいのですが、これが21000円を上回ってしまうとロスカットの買戻しで踏み上げ相場になるため、急騰することもあります。
なぜなら、トレードしている人は移動平均線を見ている人が多いため21000円付近をロスカットとして取っている人が多いからです。ですのでそれを見越して空売りする場合は買いも持っておくのもアリです。そこがねらい目でもあります。
日経平均のカギはニューヨークダウにあり
ニューヨークダウから考えること
ニューヨークダウのチャートから下げ相場に呈していることがわかります。ただこれだけで断定するのは難しいので今週のニューヨークダウの変動を見てみないと何とも言えません。
ロスカットを小さく、小さい利益を積み貸せていくといいでしょう。
個別株で勝負するのもあり
日経連動型ではあまりメリットのない状態です。現在、銀行系の銘柄がドカンを下げておりましたが底値を打ったような銘柄があります。伊予銀行や福井銀行などが顕著に出ており。現物買いではもってこいの銘柄です。後はイオンもいいのではないかと思います。
日経連動型では勝負できない場合は何もしないでいるのもアリですが、底値すれすれの状態で日経に連動しない銘柄選定がいいかかと思います。
今後の相場はどうなるか?
参考になるのはバルティク海運指数
先週、知人と株式投資について話をしていましたが、私と同様、今後は下げ相場で年末は増税と自動車などの輸出産業が不振になり、日経は今よりもガクンと下がるのではないかと予想しています。根拠として、バルティック海運指数というものです
この指数は文字通り、海運貿易量を示す指数でこれが大きいと貨物船が多くなっているつまり、物流が活況であることから株価にはプラスに働きやすいということです。この指数は半年から1年先を予測して動くため、将来の貿易量がどのくらいになるか参考になります。
特に海運関連、石油関連の銘柄は必ず確認をしてください。
まとめ
テクニカル的に考えると・・・かなり難しい相場
下記のチャートは伊予銀行です。安値切りあがりで底値を形成しているものがいいかと思います。
上の日車のようにトレンド転換、ダウ理論でも下げ相場になっていることから空売り候補に挙げています。日車自体、あまり経営状態がよくないことを考えると、上がるような材料が見いだせないです。出来高もそんなにないことから買いより売りの力がツよういのではないかと考えています。
買い候補として、アエリアがいいかと思います。最低購入金額が60000円で底値すれすれで長期投資ではかなりいい銘柄になります。さらにこれまで減益の状態が続いていましたが、来期は増益が見込まれているから上げる可能性は非常に大きいです。