まだまだ迷いのある日経平均(2019年2月10日)

金曜日は前場から前日比マイナス400円を超えて取引を終えました。ただ、土曜日の日経平均CMEがマイナス8円で終了しましたので来週以降も不安定な相場になることも想定した方がいいかもしれません。そのことを踏まえて、見ていくことにしましょう

ニューヨークに釣られ、日経平均は大幅安に

ニューヨークダウに連動し、大幅安に

ニューヨークダウを注目してみますと、大幅安を記録したことから、日経も下がりました。金曜日を迎えたため、利確売りが入る可能性もありますので下げられることも考えられます。また、出来高が急激に増えていることから、個人投資家が3連休目前で利確売りで逃げたということも一因でしょう。

先週と同様、まだレンジ相場は崩れていないことがわかります。
今の段階では上げ:下げ=4:6の状態で下げの方が少し優勢ではないかと考えています。

利確売りも入ったことから大幅な下げになったことも考えられますが、ニューヨークダウの大幅下げに連動しているものと思われます。

 

今回の急落ですが、ニューヨークダウの大幅安と近く売りによる一時的な下げになっている可能性もありますので、下げに向かうかどうか何とも言えないところです。20000円を切るようになれば、明らかに下げ相場なのでそうなったら、空売りを仕込むといいでしょう。

日経平均のカギはニューヨークダウにあり

ニューヨークダウから考えること

ニューヨークダウのチャートから下げ相場に呈していることがわかります。ただこれだけで断定するのは難しいので来週のニューヨークダウの変動を見てみないと何とも言えません。

来週の月曜日で、ニューヨークダウが下げてくるのであれば下げに転じる可能性はあります。ただ、支持線を超えていくことも考えられますのでその際は日経も上げていく可能性はありますその場合は、空売りを待った方がいいかと思います

ロスカットを小さく、小さい利益を積み貸せていくといいでしょう。

個別株で勝負するのもあり

日経連動型ではあまりメリットのない状態です。現在、銀行系の銘柄がドカンを下げておりましたが底値を打ったような銘柄があります。伊予銀行や福井銀行などが顕著に出ており。現物買いではもってこいの銘柄です。後はイオンもいいのではないかと思います。

日経連動型では勝負できない場合は何もしないでいるのもアリですが、底値すれすれの状態で日経に連動しない銘柄選定がいいかかと思います。

まとめ

テクニカル的に考えると・・・かなり難しい相場

先述でもあげた通り、日経連動型でない銘柄を選定しましょう。マザーズやジャスダックもアリかとはありますが、変動幅が大きいので慣れていない方は買わない方がいいかもしれません。
下記のチャートは伊予銀行です。安値切りあがりで底値を形成しているものがいいかと思います。

上の日車のようにトレンド転換、ダウ理論でも下げ相場になっていることから空売り候補に挙げています。日車自体、あまり経営状態がよくないことを考えると、上がるような材料が見いだせないです。出来高もそんなにないことから買いより売りの力がツよういのではないかと考えています。

 

買い候補として、アエリアがいいかと思います。最低購入金額が60000円で底値すれすれで長期投資ではかなりいい銘柄になります。さらにこれまで減益の状態が続いていましたが、来期は増益が見込まれているから上げる可能性は非常に大きいです。