コロナウイルスの影響が少し不安感落ち着ついたか?(2020年2月5日)

空売りの買戻しとコロナウイルスの不安感落ち着き、高めに!

コロナウイルスの問題は落ち着いていないが・・・

先週まで日経も例外なく下げられる結果となりました。テクニカル分析で考えてみるとリバウンドによる買いが入り、短期的な上昇軌道に乗ったと考えた方がいいかと思います。ただしコロナウイルスの問題は完全に解決されたわけではないのでまだ安心はできません。

状況次第ではコロナウイルス蔓延による懸念から大幅安になることも考えられますので急な陰線が出てきたら、売りも考えた方がいいかもしれません。

この場合は大型株の日経において海外の市場に大きく影響を及ぼしますのでマザーズやジャスダックのような新興市場は鈍い動きになるかと思います。短期勝負行くのであれば、新興市場への投資もいいかもしれません。ただし、新興市場で勝負する場合は出来高の多い銘柄を選定するといいでしょう。

22000円までは下げられる可能性が高い

昨日までの状況をみてみますと高値圏を脱して安値圏に突入しようとしてます。このことから明日も少し下げに行く可能性もあるかもしれません。下がるとしたら、25MA付近である23500~23800円くらいまでだと思われます。ただ23000円を割れなければしばらくは大丈夫ではないかと思います。

ただ出来高が少なくなっているので株価が下がることも考えられます。その際は23000円まで下げられることもありますので、連続陰線が出たら買いを見送った方がいいでしょう。

IPOに挑戦するのもアリ!

2月のIPOはすぐに手出ししないことが肝心

IPOの8割は上場当日から下げられるのが最近の流れになっていることが多く、1週間は下げまくるというものが多く見受けられます。IPOは下げ止まったら少しずつ現物で買っていくいいかと思います。空売りは原則できませんので買いで入ることになりますが、大量に買うと大きく損失を被ることがありますので注意が必要です。

IPO以外にも石油や金などの金融商品による投資もあります。ただこれらは為替や政治情勢で大きく影響を及ぼす可能性がありますのでトレンドがはっきり出てくるまでは短期勝負でいくか、静観して様子見するといいでしょう。

小型・中型株はあまり上がらないのではないか

小型、中型株についてはもともと出来高が少なく、投資家は大型株に集中して買ってくるので日経平均が高くなります。このことから多くの投資家は小型・中型株を売りに出し、大型株に流すことで利益を最大限に生かす方法をとっております。現段階ではブル型の投信や大型株で手堅く利益を取った方が得策と考えております。

2月もIPOが出てきますが、そんなに多くはないので見送りにしていいかもしれません。

ただ、IPOの件数が少ないということは競合がいないということになるので上げ下げも激しくなり、ボラティリティが大きくなる可能性が非常に高くなる傾向にあります。デイトレをメインとしている人はIPOの少ないときにチャレンジするといいかもしれません。