底打ちが見えているがまだ安心できず(2020年3月22日)

底打ちが見えているがまだ安心できず

先週は底打ちを見せたような展開となっておりますが、まだ激しい相場となっております。値動きの激しい相場では下がり続けることが多いのが常です。このことからニューヨークダウ、日経平均共に今週も上げていくと下げは大きく、買いを目指す人にとっては嫌な相場となっていくでしょう。

先週の投稿でも挙げた通り、現状よりも低い水準になりGDPも1年後には低水準になると思われます。ここ1年、好転することないでしょう。逆を言うとこの時が投資のチャンスといえます!成功するためにはこの大不況でどう乗り越えていけるかがカギとなるでしょう!

よく今買うべきかと質問されますが、この不安定な状態のときはなにもしない方がいいかと思います。ただし、タイミングの良い銘柄も存在しています。ここで注目すべきはコロナウイルスに影響しない銘柄がよいでしょう。

震災関係株、建設業関係の株などがいいと思われます。

おそらく、傾向としては昨年の7月のようなチャートが続き、一段下げて二番底が現れることもありますので注意しましょう。三番底もありえます・・・特に17000円を割ってきた時がその時だと思います。

→ 3月は決算日や配当等目白押しの銘柄が多くなっております。短期としては買いで権利確定前まで持ったあと空売りで攻めていくのが面白いと思われます。そして、そこから下げで空売りをしていくとさらにいいかと思います。

今月はこれまでの大きな下げはないが、ジワリと下げることもありそう

先週金曜日までの状況をみてみますと行ったり来たりと訳が分からない相場になっていますが一旦は18000円までは上がるのではないかと考えています。社会的な状態を見てみると下げやすい傾向になることが大きくなりますので長期で持つのは危険だと思います。

TOPIXの下げにも注意を配るべきである

TOPIXは日経より大きく下げると思われる

TOPIXでは日経よりも市場に資金が流れず、大きな変動を示すことがあります。日経は225銘柄で大型株で占められているので、下げ幅はTOPIXに比べると小さくなるけいこうにあります。2~3ヶ月の間は日経平均だけでなく、TOPIXにも目を配った方がいいかもしれません。

金などの商品市場にも下げが見られた

大型の225銘柄などへの参入はかなり厳しいものなるかもしれませんが投信やETFへの参加も検討するのもいいかと思います。投信やETFにはベア型のモノや金やプラチナなどの商品市場に連動したETFもありますので投資経験がない人はこれに参加するのもいいかもしれませんが
慌てずに少しずつかいたしていくといいでしょう。
ここで金連動のチャートで見てみると不況に強いと思われる商品市場が上昇していることがわかります。このことから市場自体は株式自体下げ相になっていくと考える投資家が多いということに思います。
前日の空の開け方と前々日の大きな首つり線が異様な光景を示しています。明日どうなるか分かりませんがここで上げてくれば空を埋めて4500円まで上げていくと思われます。

IPO・新興市場に参加する際は短期勝負に!

短期勝負で行くにであればIPOや新興市場への参加もアリ

最近のIPOでは上場当日より下げられる傾向にあるのですぐに参戦するのは危険です。買おうと考えている場合は早くても2週間は待った方がいいと思います。まず、底値が形成すること確認して上げ始めたところから買いを入れていくのがいいでしょう。

テクニカル分析する際は指標となるものを決めておくこと

何でもかんでも指標を導入しようして一目均衡表やボリンジャーバンドなどたくさんの指標をいる人がいますが、やめた方がいいかと思います。なぜなら指標をいっぱい入れると迷いが出てしまい、チャンスを逃すことになります。

必ず、自分のあった指標を決めてから投資するようにすることをおすすめします。

金相場のような首つり線や空の開け方など今までと違った形相を示すことがあります。こういった場面では転換点になることが多いのでよく観察するといいでしょう。