日経平均のおさらい 2018年10月15日
今回は日経平均の動きと売り候補である東京製鉄について紹介したいと思います
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今日のおさらい
消費税10%増税による売りで下落
ニュースや新聞等で報道されている通り、消費税が来年10月より10%になることが決定しました。それにより、景気が悪くなる懸念から売り注文が殺到し、日経平均は全営業日に比べ423円安の22271.30円となりました。おそらくニューヨークダウについてもトランプ大統領の中間選挙でトランプ政権の支持率の下落が懸念されていることから下落すると考えられます。
明日はどうなるか
明日に関しては、おそらく今日のしこりが残っていることからマイナスからスタートすると考えられます。上昇するには数日後になるのではないかと思います。
22000円を抜けて下がれば21000円まで下がる可能性大
テクニカル分析では直近の安値である21920円を抜けてくればかなりの下げが来ると思います。22000円付近まで下がるとロスカット売りや機関投資家などの売り注文が殺到し、21000円まで下がる可能性は非常に高いと思います。
売り候補 5423 東京製鉄
一例として、5423 東京製鉄を候補に挙げています。まず日足を見てみましょう。過去6ヶ月間見てみますと800~1150円のレンジ相場になっております。790円程度になるとロスカット売りの注文が入ってくるため、売りが加速してきます。また価格帯別出来高も700円台がスカスカになっていることから700円代に抜けてくると一気に下がる可能性は大きいと思われます。
- 800~1150円のレンジ相場になっている
- 800円切ってくるとレンジから抜けるため下げに転じる
- 700円代の価格帯別出来高が少ない
売り:798円以下で指値 (MA,トレンド転換,グランビル底値圏)
ロスカット:840円以上で成行(75MA抜け)
利確:701円
<日足>
<週足>
週足にも注目しますと800円がレンジ相場の下限値となっていることがわかります。このことから長期的にみるとこの価格帯で株を所持している方が多いこともわかると思います。ただ700台に行かず、800円代に上がっていくようでしたら、再びレンジ相場は継続されていくため、逆に買いになることも考えられます
総合的に判断して考えましょう
日経平均の動きにも注目
スイングトレードでは移動平均線、トレンドライン、チャネルライン、一目均衡表など様々な手法があります。すべて合致して売り買いを判定するのは不可能に近いですが、過去の経験を踏まえて、どの方法が一番適しているか検討するとよいでしょう
ニュースにも注意しましょう
政治的な動きが出ると、一気に日経も大きく動くことになりますので注意してみましょう!