鉄道ダイヤのトリビア

投稿： 2018年09月25日

今回も鉄道分野について掲載したいと思います。今日はダイヤについてのトリビアで掲載したいと思います。

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ダイヤとは何か？

ダイヤとは列車を効率よく運行するための表です。ダイヤとは、列車の運行図表において、上下の列車が交差された図形つまり「菱形」を指します。つまりこれがダイヤの由来となります。

ダイヤ図は横軸に時間、縦軸に駅が羅列している。縦に細い線が何本か並んでいます。細い線は各駅停車や快速列車など、普通列車を示しております。太線は優等列車で急行列車や特急列車を示してます。ダイヤ図は1分目、2分目、5分目など、間隔があり、たくさんの列車が走る路線では1分目、2分目ダイヤを使います。

線の傾きは大きくなるほど、速度が速くなることを意味してます。このダイヤ図を基に作られたのが書店で売られている時刻表となるのです。

このダイヤ図に書かれている線のことを「スジ」といいます。そしてこのスジを作成する人のことを「スジ屋」といいます。スジ屋になるのはそんなに簡単ではありません。運転士や駅員、工事作業員などいろいろな経験をして、やっとやれる仕事です。

ある映画でスジ屋のことを「線引き屋」でいっていましたが、この表現は使われないので誤解しないようにしましょう

鉄道はご存知の通り、イギリスから日本に輸入してきました。このダイヤ図はイギリスの鉄道技師が持ち込んで列車の運行を計画してました。

その当時、日本人はどのようにして列車を走らせていたのか疑問に思っておりました。ところがある日、その鉄道技師が倉庫にダイヤ図を置きっぱなしのまま、鍵をかけずに外出してしまいました。

普段なら鍵をかけるはずなのに、その日に限って開いていたのです。どうしても列車の運行の謎を知りたく、日本人の職人が入り、ダイヤ図というものを知ったのです。

はじめはダイヤ図の見方がわからない日本人でしたが、しばらくすると縦が駅、横が時刻、線が列車の運行を示しているということを発見したのです（イギリスの鉄道技師はそのことを決して教えず、ずっと秘密にしてました）

それから100年以上、日本の鉄道が正確なのはこのスジ屋の技術レベルが高いという証拠なのです。

ダイヤ図は方眼紙があれば、誰にでも書くことができます。
横線に時間の間隔、縦には駅を並べれば骨組みは完成です。あとは駅と発車・到着時刻を方眼紙に沿ってプロットし、それを結んでいくことになります。ただ手書きではかなり時間がかかってしまい、東海道新幹線のダイヤ図を描くだけでもかなりきついを思います。

パソコンさえあれば、ダイヤ図を描くことができます。一部の鉄道会社では有料でダイヤグラム作成ソフトウエアがうっておりましたが現在はありません。
ただ、フリーソフト「oudia」（オーユーダイヤ）がありますのでダウンロードして書くことができます。