鰻登りの相場、どこまで続くか?日経平均(2019年2月18日)

今日はニューヨークダウの暴騰を受けて、本日の日経平均はプラス380円で取引を終えました。ここでチャートをよく見て考えてみることにしましょう。

大暴騰した日経平均

上がる準備を始めた日経平均

チャートを見てみると日経平均の動きを観察すると75MAを抜いて、22000円へ向かっていく勢いです。ここでよく見ると、支持と抵抗となる21000円を抜けていくことがわかります。空売りのロスカットによる買戻しにより、大暴騰したとことも一因だと思われます。

ここで注目したいのが、レンジ相場が崩れて、上昇相場へ転じていることがわかります。

日経だけでなく、WTIやニューヨークダウにも注目しましょう。最近の動向として、WTIやニューヨークダウが連動しているような感じがします。

さらに25MAが上向きになっていることから、上昇への兆しが出てきました。ただ、一度売りに張ってくる可能性もありますので、買いで攻める場合は下げ切ったところで待つか、25MA付近まで下がって上昇へ転換するのを確認してから買うことにしましょう。

ただ、利確の売りも入ってくることもありますので買いで持っている場合は、少し下がったら利確する勇気もいると思います。また空売りは少し控えるといいでしょう。

【日足】

【週足】

今日上がったからと言って、明日上がるとは限らない

今回、急騰しましたが実際のところ、空売りの買戻しも含まれているので本格的な上げではないと思います。明日、日経がぐんぐん上がり、21000円を抜いてくるのであれば日経は上げに転じるでしょう。その場合、22000円までは上がっていくと思います。(週足のチャートから)

→現段階では上げやすい状態となっていますが、日経が調子いいと勘違いして買ってくる投資家を考慮してダマシで下げてくる可能性があります。よく注視してみましょう。

日経平均のカギはニューヨークダウにあり

ニューヨークダウから考えること

ニューヨークダウのチャートからずっと株高傾向が続いております。チャートから判断すると26000ドルへ上昇していく可能性は高くなるかと思います。現在、世界情勢自体も大きな不安材料がない状態であることから投資家の心理面からみても少しの間は上昇していくことでしょう。

WTIも上昇傾向になる可能性は非常に高いです。ひょっとしたら1バレル=60ドルになることも想定した方がいいでしょう。この場合、石油関連の銘柄も上がる可能性が非常に高いので見てみるといいでしょう(国際帝石、出光興産など)

為替は1ドル=114円まで上がるか

ドル円のチャートで見てみると円安へ推移しています。現在の状態では、114円まで上がっていく可能性が非常に高くなりました。傾向としては円安になれば、自動車産業などの輸出産業が為替差益で大幅な増益が見込めるので日経も高くなる傾向があります。しばらくはニューヨークダウ、為替にも注意してみるとよいでしょう。