今日もアゲアゲ!元気な日経平均(2019年1月19日)

今日の日経平均は前日比プラス263.80円の20666.07円で取引を終えました。今週は上昇気流に乗り、上げ相場となりましたが、最終的には21800円まで上がると想定しております。このことを踏まえてチャートを確認して考えてみることにしましょう。

本日の日経平均について

昨日に変わらず、明日以降は下げに転換か?

チャートで見ていくと日足では、25MAを抜いて21000円に向けたチャートを示しております。この25MAは一つの抵抗線でありましたがそれを抜くということは、かなり買いの力が強いということになります。

 

ただ、出来高が増えていないので少し懸念ですが、来週も上げてくる可能性は高いと思われます。

今後上がるかどうかはチャートでも判断する必要はありますが、出来高も確認しましょう。出来高が高くなっていくと、市場が活気づくため、買いの力が強くなる要因の1つでもあります。

WTIと為替(ドル円)の推移は

WTI,ドル円の推移ですが、よく見てみると日経平均と連動した動きを示しています。最近の相場ではWTIやドル円などの動きによって株式が変動することがあります。

特に上昇相場や下降相場など変動が激しい相場になっている場合は外的要因によって変動することがあります。

ドル円が円安、WTIが上昇 → 日経平均も上昇

ドル円は円高、WTIが下降 → 日経平均が下降

この動きは自動車産業など輸出産業によるもので円安になるとトヨタなどの自動車メーカーは増益になり、非常に有利です。さらにWTIが安くなると、ガソリン価格が下落するので自動車ユーザーにとってメリットとなりますので、自動車の購入が増加傾向になりやすくなります。

このことはニュース等で解説しておりますのでよく情報を聞くようにしましょう。

ただし、レンジ相場の場合は上記のような傾向はみられないので、そのような相場は日経連動型でなく、非連動型の個別株を狙うことが重要です。

 

WTIや為替にも注目してみましょう。特にWTIは最近、日経平均と連動した動きをしています。WTIが値下がりして、50ドルを切ってしまうと、日経も急激に下がってくるので注意しましょう。

さらに上海市場は低迷しており、安値圏に入っています。これが急落すると世界市場も急激に転じるので注意しましょう!

長期投資も見据えて投資することも検討しましょう

当分は19000円~21000円のレンジ相場が続く

チャートで見てみると、19000円~21000円のレンジ相場が続くと思われます。19000円は1年前に記録していることから、これを割ってくると18000円まで下がる可能性は高くなります。買いの場合は19000円代で買いを入れるといいでしょう。

反対に21000円代で上昇したら、空売りを仕掛けるといいかと思います。

まとめ

今の相場では日経平均の個別の動きだけでなく、為替、石油価格にも目を配るようにしましょう。WTIは50ドル、ドル円は105円を切ってくると日経平均もすごい勢いで下がる可能性が高いので注意しましょう。