今日はガクンと下げた相場！これからどうなる日経平均（2019年3月13日）

今日は昨日とは打って変わって、勢い良く下がりました。なかなか難しい相場ではありますが、まだ上がるのでしょうか？チャートを見ながら考えていきたいと思います。

明日は下がる可能性が高い

チャートから見ると明日は下がる可能性が大きい

チャートで見てみると25MAすれすれで下げ止まっております。どうなるかは難しいですが、下がる可能性の方が大きいかと思います。上がったとしても21800～22000円が限界ではないかと考えています。ひょっとしたらレンジ相場になることもあるかもしれません。

そう考えると現状では、上がるのは難しいと考えるのが妥当でないか考えています。

テクニカル的に25MAが75MAへデッドクロスしなくなったが・・・

一つ気になるのが、将来的にデッドクロスになる可能性があり、これが下げを助長してしまう可能性があります。しかし、現状はレンジ相場のようなものとなっており、急激な変化が表れていないことがわかります。

明日はどうなるかわからないが明日早朝のCMEを確認

明日下げるのであれば、直近で75MA付近の20500円程度まで下げられますが、上げは22000円まで行くかと思います。しばらくは20500～21500円をうろうろするような難しい相場になると考えています。

先週の買い候補の振り

空売り候補：7226　極東開発

空売り候補も下記の通り、考えています。ここでは週足と日足の2つを総合して判断しています。ただ、日経平均が少しづつ上がっている状態ですから空売り自体も早めに逃げることも考慮した方がいいかと思います。

今回、極東開発は陽線となったため、上がる可能性が高いです。酒田五法での「三川宵の明星」に近い状態です。三川宵の明星は空が開いていることが条件ですが、経験則から明日は陽線がたつ可能性が高いです。1405円以上での成行で逃げた方がいいかもしれません。

→予想通り、上がりました。やはり、酒田五法も参考にするといいかと思います。

もちろん下げてくれば、継続して空売りを持っていたほうがいいです。見極めが大事ですのでしっかりりと様子を見るといいでしょう。

※今回、プラスで終わりましたので成功となりましたが、現在のような不安定な相場ではすぐに撤退した方がよいかと思います。

酒田五法もマスターしよう

酒田五法はローソク足のみで上げ下げを決める

酒田五法は文字通り、5つのパターンで上げ下げを決めております。酒田五法の基本は三山、三川、三空、三兵、三法の五法でこれで相場の流れを読んでいました。

酒田五法はもともと、江戸時代に生まれたもので米相場での取引で使用されていました。当然ながら移動平均線や一目均衡表というものもなく、ローソク足の並べ方で上がるか下がるか決めていました。

シンプルで面白い酒田五法

酒田五法は5つしかないので基本さえマスターすれば結構使える指標です。ただ、これ自体も万能ではないので傾向をしてみていく分には問題ないかと思います。一例として三山（さんざん）があります。

これは見ても通り、三つの山を形成して上げ下げするということです。つまり「相場は上げ下げを繰り返すが、大体は3回繰り返しえて変化していく」というものです。

必ずそうなるかというとそうはなりませんが、パターンを見ていくには酒田五法を見ていくとその銘柄の流れをつかむことができますのでバカにできません。

他にもいろいろありますので、興味のある方は、小澤實著の相場に勝つローソク足チャートの読み方などを読んでみるといいかもしれません。