先週の急激な上げで下げに転じると思われる日経(2020年2月10日)

先週の急騰で売りが多く出る!

ニューヨークダウの大幅安で日経も売り先行

先週までの展開としてはNYダウの先物は下降相場へ転換していく展開が見えてきたため、日経も例外なく下げられる結果となりました。今回はそれを打ち消していこうと下げに転じるような気配です。ただよく見ると酒田五法の典型的なパターンとなっている宵の明星に似たものが現れています。このことから売りが出始めているのは酒田五法で有名な形と陰線が出たことで売りが強くなったのではないかと考えています。

出来高を確認するとに金曜日で頂点を迎え、本日は少なくなっています。明後日、出来高が少なくなるのであれば買いの力は弱くなり、しばらくは売りが強くなっていくと思われます。

今月は22000円までは下げられる可能性が高いか・・・

昨日までの状況をみてみますと高値圏を脱して安値圏に突入しようとしてます。一旦は23000円までは下がるのではないかと考えています。コロナウイルスによる不安材料もあるかもしれませんが、テクニカル的にみてみると、75MA付近である23500円くらいまでだと思われます。

日経については下げ相場になるかと思いますが急激な下げではなく、ジワジワと下げていくような気持ちの悪い相場になっていくのではないかを考えています。

マザーズ、ジャスダックは閑散で面白くない相場に・・・

日経は活発だが、新興市場はガタガタに・・・

日経はこれまでの勢いが好調にきましたが、前述の通り、政治的な動きが活発になることから新興市場に資金が流れず、日経へ資金が流れていくことから機関投資家が売りがどんどん入る可能性があると考えられますが。2~3ヶ月の間は新興市場への参入は見送った方がいいかもしれません。

株式においては為替や石油の値段で荷も大きく影響を及ぼす可能性がありますのでトレンドがはっきり出てくるまでは短期勝負でいくか、静観して様子見するといいでしょう。

投信やETFへの参入も検討した方がいいかも

大型の225銘柄などへの参入はかなり厳しいものなるかもしれませんが投信やETFへの参加も検討するのもいいかと思います。投信やETFにはベア型のモノや金やプラチナなどの商品市場に連動したETFもありますので投資経験がない人はこれに参加するのもいいかもしれません。

IPO・新興市場に参加する際は短期勝負に!

短期勝負で行くにであればIPOや新興市場への参加もアリ

マザーズは前場で大きく動く可能性が高く大きく下げられることが大きいです。なので10:00で収まるのでその時に入っていくのがいいかもしれません。デイトレが得意な人なら9:00からが勝負です。
IPOでもそうですが、短期勝負で挑む場合。一番いいのは酒田五法を取り入れた方法がいいでしょう。

酒田五法を参考にするといいかも・・・

酒田五法は短期戦に持ち込んだ投資方法のなので参考になります。
赤三兵や三尊などシンプルな方法ですが、あまりのめりこむと失敗しますのでローソク足の並びのイメージを簡単にとらえるのがいいでしょう。
2月もIPOが出てきますが、そんなに多くはないので見送りにしていいかもしれません。
ただ、IPOの件数が少ないということは競合がいないということになるので上げ下げも激しくなり、ボラティリティが大きくなる可能性が非常に高くなる傾向にあります。デイトレをメインとしている人はIPOの少ないときにチャレンジするといいかもしれません。(今月はあまりいいにのがないので見送った方がいいかもしれません)