ひとまずはあまり推移しないと思われる日経平均(2019年12月22日)
Contents
ひとまずはあまり推移しないと思われる日経平均
年内の日経平均はひとまず24000円程度で終了か・・・
今週はNYダウ、日経共に高値圏で推移して、上げ下げを繰り返していく相場になってきました。24000円付近を行ったりきたりと冴えない動きを示しております。なかなか予想は難しいですが、おそらくこのまま24000円付近で留まるのではないかと思います。
来週は売りが入り可能性もあるが、限定的ではないか
先週までは直近の日経平均のチャートを見てみるとダブルボトムそして三角持合いを形成し24000円まで到達して連続陰線で売りが入っています。クリスマス休暇による売りが入っていることから下げに転じております。おそらく今週はあまり上がらず、停滞した動きを示すかと思います。ここで重要なのが、長期投資目線で考えると買いを検討するのもアリかと思います。
12月後半の個別株はどうなるのだろうか?
12月になると利確売りが増えていくので注意
ニューヨークダウもこれまでの勢いが好調になっていますが少しの間は上げてくるかと思います。ただこれまでの傾向からしてみると近く売りがどんどん入る可能性があることからから1ヶ月~2ヶ月後に急落することもあるかもしれません。先述の通り、クリスマス休暇に入ることから売りの準備段階に入ることになるので、急激な陰線が発生することがあります。
今週も個別株も日経平均に連動しやすくなっている
最新の状態だとマザーズ指数は急伸しております。ここ数ヶ月はレンジ相場が続いて大きな動きを示しておりませんでしたが上昇トレンドが継続されております。
マザーズに関しては12月、IPOが多く出てきますので見ものだと思います。IPO銘柄についてはAIやIoT、サイエンス関係ものが出てくる場合があります。こういったものはベンチャーキャピタルが入り込んでいることが多く、予想もしない動きを示すことが多いので、上場当日は買わず、少なくても一週間は何もしないのがいいかもしれません。
IPOのセカンダリーは変動が大きいので注意
IPO(セカンダリー)を狙う場合は、上場初日で買わないことです。最近のIPOは上場初日でかなりの割合で下げられる銘柄が多くなっております。なので上場してから2~3週間くらいおいて様子を見るといいです。さらにIPOには吸収金額があり、吸収金額は小さければ小さいほどよいです。また株発行部数が少なくベンチャーキャピタルが入っていないのが一番良いと思います。
IPOに関しては上昇するのも早いですが、急落も早くなる傾向にあります。一番いいのは酒田五法を取り入れた方法がいいでしょう。酒田五法は短期戦に持ち込んだ投資方法のなので参考になります。
赤三兵や三尊などシンプルな方法ですが、あまりのめりこむと失敗しますのでローソク足の並びのイメージをかんたんにとらえるのがいいでしょう。