必読!今日の日経平均のおさらいと売り候補「ナブテスコ」について(2018年11月8日)
今日も日経平均についておさらいしてみましょう!ニューヨークダウの大幅高に伴い、日経平均も前日比+400円を超えで終わりました。昨日も述べた通り、上げ下げを繰り返した相場が続いております。
それを踏まえて自分なりに述べていこうと思います。
Contents
本日の日経平均について
昨日の日経平均の下げを戻すかのような上げ相場に・・・(昨日の予想から)
プラス400円を超える上げ相場でしたが、アメリカ経済の懸念材料が弱ったのが要因かとはありますがすこし上げすぎではないかと思います。ファンダメンタルで動く場合もありますが、テクニカル分析での判断も忘れずにしましょう!
日経平均の週足を見るとレンジ相場で、年末は23000円を超えない可能性あり
日足と週足を合わせてみてみましょう。まず日足では昨日でも申し上げた通り、23000円の抵抗線を超えられるかどうかが重要なカギとなります。
今週は先週の売られすぎた相場であったため、リバウンドで上がっている感があります。トランプ政権での景気後退懸念が後退したのもありますが、1週間で2000円程度の下落はあまりにも下げすぎだと考えています。
週足でみるとレンジ相場であるのと出来高が平常時より少ないことがわかります。出来高は多い場合は日経平均があがっているもしくは日経平均は急激に売りが入り、下がるということです。
直近の出来高をよく確かめてみると上昇相場では何週も続いて通常時より出来高は多いのがわかります。
ただ、これは100%当てはまるわけではありませんが、出来高はうそをつかないので必ずチェックするように注意しましょう!
日経平均は機関投資家の買戻しも関係する
日本の株式は外国人の機関投資家が6割以上のシェアを占めています。先々週の日経先物において、外国人の機関投資家が日経平均先物において、売りを多く仕掛けてきたため、相場は急激に下落しました。
確かにトランプ政権の影響もゼロではありませんが、機関投資家の空売りは多く入ったことで日経平均が2000円程度の値下げを記録したと思います。
さらに今回上げたのも、空売りの買戻しが増えたということも考えられるでしょう。
年末の日経平均は24000円行かない可能性もあり
日足と週足を見てみると現段階での相場だと24000円越えは難しいのではないかと考えられます。理由は上記の通り、日足と週足の移動平均線とローソク足からです。
特に週足では13週、26週、52週各移動平均線が上向き出ないこと、20000円~24000円のレンジ相場で変動しており、それを抜けだすほどの材料がないということです。
24000円を終えるためには経済的によほどよいニュースだ出ない限り、超えるのは難しいのではないかと思います。
売り候補の紹介:6268 ナブテスコ(本日の状態)
今日も前場では急激な上昇するも下落・・・
ナブテスコについては前場開始では買い気配となり、15分ほど値が付かないほど上昇しましたがそれが時間がたつにつれてみるみる下げてしまいました。
買い残が多いため、ちょっと上げても利確のため、空売りの利確や底値で買っていた投資家が売りをいれるため、すぐに下がります。このことからまだナブテスコには、上昇するほどのエネルギーはなく、下げ相場が続くのではないかと思います。
さらに75MAを割っているのを見ると、多くの投資家たちがそこを利確ラインにしていることがわかります。売りのサインはMAや一目均衡表での雲抜けによるものが多いです。
昨日(2018年11月7日)のナブテスコの日足チャート
今日(2018年11月8日)のナブテスコの日足チャート
ナブテスコは長期的にみれば買い銘柄
週足を見てももらえればわかりますが、安値圏を推移しています。そこ絵といえる場合は上記のチャートの2200円付近で下げてそこから上げに転じた時に底を打ったと考えます。
ただそれには少し時間がかかるかもしれませんが、少しローソク足の状態を見て、2200円付近で放物線を描くようにローソク足が変化しているか必ず見てください。