安心して食べられる「フグ卵巣の糠漬け」

皆さん、こんにちは!
本日は番外編として「フグ卵巣の糠漬け」を紹介したいと思います。
昨日、愛知県でフグの肝臓を販売したという信じられないことが起きましたが、こちらは石川県
予防医学協会による毒性検査を受けて販売されている安心できる食べ物です。
Contents
フグ卵巣の糠漬けとは?
石川県の特産品で200年の歴史が・・・
石川県の特産品で、フグの卵巣を塩水につけた樽に1~1.5年間漬け込みます。
その後、水洗いして、表面の塩を取り除き、麹・コメ麹・唐辛子を樽に入れます。さらに1年半、
漬け込みます。こうすることで人が食べられるまでにフグ毒のテトロドトキシンを減らすことが
できます。その後、糠漬けにして検査を受けて出荷されます。
塩水の漬け込み、麹・コメ麹・唐辛子の漬け込みを3年以上行わないとフグ毒を消すことは
できません。製造、販売するにはフグの調理師免許が必要です。
フグの卵巣の糠漬けができたきっかけ
200年以上前、とあるひとがどうしてもフグを食べてみたいとのことで、「死んでも食べたい」という
執念で試行錯誤しながら味見した結果、3年以上の塩水の漬け込みと糠漬けでフグ毒に当たらないことを
発見したと言われています。この方法を発見されるまでに数えきれない犠牲者もいたと思われます。
解毒のメカニズムは解明されていない
意外かもしれませんが、糠漬けにすることでテトロドトキシンを減らすことは測定結果で出て
おりますが、なぜフグ毒が急激に減らせるのか解明されておらず、食品業界ではナゾとされています。
おすすめの食べ方
一番良いのはそのままでご飯と一緒に食べるか、お茶づけにするのがよいかと思います。
その他、パスタに添えたり、ピザトーストのようにフグ卵巣の糠漬けをパンにのせて、チーズをかけて
温めて食べるのもよいかと思います。
販売場所
石川県のスーパーや金沢駅のお土産屋に売ってますので立ち寄られたら、ぜひ購入してください。