懐かしい味!広島B級グルメ「府中焼き」の紹介
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広島のB級グルメ「府中焼き」
2010年の広島B級グランプリで有名に
府中焼きとは広島県の東部にある町で、尾道や福山に近い場所にあります。府中は東京にもありますが、こちらは広島にあり、全然関係ないので注意しましょう(;^_^A
2010年からB級グルメとして、全国的に地元地域の料理を出店し、数々の郷土料理が出されました。その中でも、広島の府中焼きは2010年B級グランプリNo.1となって、有名になったようです。
お好み焼きの一種にはなりますが、大阪のお好み焼きと広島焼とは異なります。
府中焼きの具は3種類だけしか使わない
府中焼きとは、府中市内で子供のいる家庭で母親が、素早くできる料理として子供たちに出されたのがきっかけです。それもそのはず、具材は卵、キャベツ、ミンチの3種類で簡単に作れる料理です。手軽にできることから、おやつにもなることから府中市内に広まったとされています。
豚バラ肉は高くてなかなか買えず、手に入りにくかった
豚肉は値段が高いため、代用としてミンチ肉を使いました。ミンチは豚バラ肉などの一枚肉より安く手に入るため、家庭にはもってこいの食材でした。家庭料理だけでなく、駄菓子屋や定食屋にも登場することになりました。
広島市内に府中焼き専門店が進出
B級グランプリで有名になり出店
広島市内に8店舗構える「としのや」というお店があります。としのやでは、府中焼きをメインに黒焼きや白焼きという2品目あります。
これらの違いは具の焼く順番が違い、黒焼きは真ん中に卵が入るため、しっかりと焼いた状態で出されることになります。
そのため、卵がしっかりと焼かれた状態になるまで待たないといけないので20分程度かかります。一方、白焼きは卵を最後にのせるので黒焼きと比べ、出されるまでの時間が短くなります。
卵が半熟が好きな方は白焼き、しっかり焼いた方が好きな方は黒焼きがいいでしょう!右の2つはおまけで軟骨のから揚げと生ハムのシーザーサラダです
肝心のお味は?
大阪のお好み焼きや広島焼きとは違い、あっさりとした味わいで前述の通り、「おやつ」といった感じで食べやすく、おいしいのが印象です。
表面はカリっと、中はキャベツの甘い味がしみ込んで素朴な味でした。昔ながらの駄菓子屋でおばちゃんが煎餅に卵を乗せてソースを塗った煎餅焼き(名前は合っている?)とセットで出されそうな料理です。
お店の場所について
今回行ったのは堺町店で、広島市内の繁華街に近く、広島電鉄宮島線「土橋」駅から歩いて1分です。本店は広島県五日市にあります。広島に行った際はぜひ、食べてみてはいかがでしょうか?
http://www.toshinoya.com/shop.html