鉄道模型にも使える!千と千尋の神隠しの「海原電鉄」をつくる (2018年11月17日)
今回は、話題を変えて、ペーパークラフトを作ってみました。ペーパークラフトとはご存知の通り、あらかじめ、紙にレーザーカットした部品がついており、カッターやピンセット、接着剤を使って組み付けて、立体形状に仕上げるものです。
今回は海原電鉄の列車と駅舎を製作中なので掲載します
Contents
今回挑戦したペーパークラフト
みにちゅあーとキット「銭婆の家と海原電鉄」
ジブリ作品である千と千尋の神隠しに出てくる湯婆の妹である銭婆の自宅と映画中に出てくる列車「海原電鉄」を基にしたキットです。
今回は海原銑鉄の車両で形式は不明ですが、自分で作ってみました。
海原電鉄もこまごまとしたパーツがあり、難易度は高め
なかなか完成度は高いのですが、この海原電鉄の車両もこまごまとしたパーツが多く、苦戦しました。
窓ガラスのプラ板を貼り付けるのですが、アールがついているため、貼り付けるのが難しいです。ボールペンに巻き付けて癖付けしましたがそれでもプラ板が追従しにくいため、時間をかけて何度か癖付けをして接着することができました。
接着剤は瞬間接着剤以外のものがよいです。瞬間接着剤はつけてすぐに接着されてしまい、位置修正ができなくなります。一番良いのは木工用ボンドや汎用の接着剤が一番良いです。
※接着剤はタミヤの専用接着剤がベストですが、安価に済ませたいのであれば、パワーエース製の速乾アクリアがいいと思います。(200gで450円程度で販売してます)
→セメダインのボンドは少し割高になりますが、性能はほとんど変わりません。
接着剤は大量に塗布せず、少しずつ増やして行うのがベストです。
→今回も爪楊枝につけて回数を分けて接着しました。量が多いとふき取るのが大変なので少しずつやるのがよいです。
《ヘラについて》
専用のヘラを使用しなくても、つまようじの側面を使うとヘラの代わりになりますし、新たに購入しなくてもいいのでおすすめです。または焼き鳥用の串があるとさらに良いです.
今回はプラ板があるので一気に曲げるのでなく、少しずつ曲げていくのがコツです・
ペーパークラフトを作ってみるとそんなに難しくはない
小さいパーツを時間かけて接着すれば難しくない
初めて製作する人にしてはかなり難しいかもしれませんが、丁寧にカッターナイフを切って、時間をかけてゆっくり行えば、そんなに難しくありません。
カッターナイフよりデザインナイフを使うとスッと切ることができます。一番良いのはタミヤのデザインナイフを使うとすんなりいきます。
隙間を埋めるには、タッチペンなど使用するとよい
作ってみると、パーツとパーツを接着する際、隙間や白部分が残ってしまうことがあります。
すきまはほんの少し、白いパテ等で埋め、その上からタッチペンや塗料などで合わせると見栄えが良くなります。
また、千尋や銭婆、カオナシ、カンテラなど左手にピンセットをはさみながら、つまようじでほんの少し接着剤を滴下するとよいです。
今回は連結器、行先表示板など細かいパーツが多いのが難点ですが、丁寧にやれば攻略することができます。
鉄道模型店などで樹木や草木の模型を買うといいかも
鉄道模型用のパーツを使うとよりリアルに
樹木やパウダーを貼り付けるにはボンド水を使うとよい
そのままボンドを使うと、伸ばすのがかなり難しく、ハンドリング性が悪くなります。そこでおすすめなのがボンド水です。ボンド水は広範囲に塗って使用することができ、ハンドリング性も非常によいです。
ボンド水を作る際はそれに中性洗剤を1滴混ぜて使うと、気泡がなくなり、接着ムラをなくすことができるので覚えておくとよいでしょう
千と千尋シリーズ以外にもジブリ作品の模型が多数あり
今回は千と千尋の神隠しのみ取り上げましたが、魔女の宅急便や紅の豚などすべてのジブリ作品で模型が販売しております。興味のある方はぜひチャレンジしてください!
今回は第1弾となりますが、いろいろなものを作るので、できましたら掲載します。