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相場は回復したか?驚きの日経平均(2019年2月12日)

本日は予想を上回る急騰で終わりました。微増で終わるかと思いましたが、自分でもびっくりです。ただ、このまま上がり続けるかどうか微妙な感じです。まずは何度でもいいますが21000円を抜いてくるかがカギです。

ドカンと上がった日経平均

21000円を意識した相場となった日経平均

本日は、21000円を意識した急騰相場となり、最終的には前営業日に比べプラス540円で取引を終えました。今回は空売りのロスカットも少なからず入っていることから踏みあがった買戻しによるものもあると分かります。

先週と同様、まだレンジ相場は崩れていないことがわかります。
今の段階では上げ:下げ=4:6の状態で下げの方が少し優勢ではないかと考えています。

利確売りも入ったことから大幅な下げになったことも考えられますが、ニューヨークダウの大幅下げに連動しているものと思われます。

空売り比率も6%近く小さくなっていることから、ロスカットによる買戻しが入っていることがわかります。通常ですと40%程度ですのでいかに高いのかわかります。

今日上がったからと言って、明日上がるとは限らない

今回、急騰しましたが実際のところ、空売りの買戻しも含まれているので本格的な上げではないと思います。明日、日経がぐんぐん上がり、21000円を抜いてくるのであれば日経は上げに転じるでしょう。その場合、22000円までは上がっていくと思います。

また下がってくるのであれば、レンジ相場か下げ相場になってくるかと思いますが、おそらくレンジ相場がもう一度来るかもしれません。

今後の日経については明日の展望で変わってくるので注目するといいでしょう。

日経平均のカギはニューヨークダウにあり

ニューヨークダウから考えること

ニューヨークダウのチャートから下げ相場に呈していることがわかります。ただこれだけで断定するのは難しいので今週のニューヨークダウの変動を見てみないと何とも言えません。

来週、ニューヨークダウが下げてくるのであれば下げに転じる可能性はあります。ただ、支持線を超えていくことも考えられますのでその際は日経も上げていく可能性はあります。その場合は、空売りを待った方がいいかと思います

ロスカットを小さく、小さい利益を積み貸せていくといいでしょう。

今後の相場はどうなるか?

参考になるのはバルティク海運指数

先週、知人と株式投資について話をしていましたが、私と同様、今後は下げ相場で年末は増税と自動車などの輸出産業が不振になり、日経は今よりもガクンと下がるのではないかと予想しています。根拠として、バルティック海運指数というものです

この指数は文字通り、海運貿易量を示す指数でこれが大きいと貨物船が多くなっているつまり、物流が活況であることから株価にはプラスに働きやすいということです。この指数は半年から1年先を予測して動くため、将来の貿易量がどのくらいになるか参考になります。

ここ一ヶ月で半分程度まで落ち込んでます。つまり半年から1年後、貿易量は少なくなるということで輸出量が落ち込むことから、海運業そして輸出産業は大きな痛手になるのではないかとのことです。この指数も今後の株価に影響するものでもあるので見ていくといいでしょう。

特に海運関連、石油関連の銘柄は必ず確認をしてください。

【追記】

昨日は上げませんでしたが日立造船については安値圏で変動していますが、長期的には買い目線でいいかと思います。買いで入る場合は380円を抜けてから打診買いで買うといいかと思います。

350円を切ってくるのであれば下降へ転じるのでロスカットするか、上がるのを待って、買い増しするかでいいかと思います。(買い増しする際は底値を形成して上がる兆しを見せたら買ってください。

 

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